バーコードの構造【その１】(単なるつれづれ)

懸賞をやっていると、とうしても目に付くバーコード。
このバーコードの構造のお話です。ここには、いろんな情報が詰まっているんですよ！

なお、全部一気に語ると長くなってしまいます故、数回に分けて語らせて頂きますね。

まずは、手元に本以外のバーコードを用意してご覧下さい。

今回のテーマは、最初の3桁です。

あなたの手元のバーコードの最初3桁は何でしょう。

多い答えは……
49もしくは45からはじまる3桁だと思います(496とか450とかです)

……実は、この3桁は発行国番号です。
このバーコードが振られた国を表しています。

前述の、49もしくは45からはじまる3桁は、実は日本の国番号なのです。

これを見るとある程度は製造国がわかります。
(バーコードが振られた国ですから厳密には特定できませんけどね)

さて、490～499と450～459が日本ということはわかりました。
(ちなみに49を最初に書いている理由は、そちらの方が先に使われ始めたためです。49コードが不足し、追加されたコードが45なのです)
手元のバーコードが違う番号の方は気になりますね、手元のバーコードの国番号がッ！

日常よく見るコードの一部を掲載しましょう。

000～139＞アメリカ及びカナダ(このコードは、やや特殊なものです)
754～755＞カナダ

300～379＞フランス
400～440＞ドイツ
460～469＞ロシア
471＞台湾
480＞フィリピン
500～509＞イギリス
690～695＞中国
800～839＞イタリア
867＞北朝鮮
880＞韓国
885＞タイ
893＞ベトナム
899＞インドネシア
930～939＞オーストラリア

当てはまる番号がありましたか？
これ以外の国番だったらごめんなさい……。

ちょっぴりバーコードを見るのが、楽しくなるでしょ？
ではでは、【その２】は近いうちに……。

バーコードの国番号(補足)
バーコードの構造【その２】【その３】